コロナについて教育の立場から思うこと。

このたび、COVID19(新型コロナウイルス)の影響を受けて、考えたことを発信します。

布マスクの限界

先日、かわいい手づくりマスクを買った。

ガーゼっぽい生地で、立体っぽくなっている。

まあこれで十分だよね、と思っていた。

ところが、それで一日過ごした翌日。頭痛、鼻水、くしゃみ、目のかゆみ。花粉症?

あともう一日過ごしてみた。その日は大掃除をした。明らかにだめだった。目がかゆい!

手づくりマスクでは花粉もハウスダストも防ぎ切れていないのではないか。

ウイルスは花粉よりハウスダストよりずっと小さい。

私は、結構なアレルギー持ちで、花粉とハウスダストだけでなく黄砂やPM2.5もまるでだめ。

春は、私にとって、マスクが手放せない季節。

花粉はましになりつつあるのだけど、今度は、あちこちの引越しや工事や大掃除で、ほこりがもうもうと立ち込めて黄砂とPMがやってくる!!!

 

手づくりマスクがだめなわけじゃない。今の私に対応していないだけ。

どんな形でもいいからマスクさえあれば、他人と密着することを防げるし、汚い手で鼻口を触るリスクが減るし、唾液が飛び散るのを防げるし、咳エチケットを守れる。

 

私は、もともと、一日に三枚も四枚も五枚もマスクを使う人。汚れるのが嫌。一度外したマスクをもう一度使うのが嫌。

布マスクも、汚れるんです。しかも、蒸れるんです。しっとりしてくるのです。そして、なんだかにおってくるのです。

その不快感。

 

手づくりマスクを買ってよかったとは思う。

マスクをつけていないとその場にいられない、という、儀式的な意味でのマスクは確保できている。

そして、宅配便を受け取るとか、ちょっとポストまでとか、一時間だけスーパーに行くとか、そういう短時間、密集しない場所で、気分的に使うのはまったくOKだと思う。

 

少しずつ、人にもらえたり、職場のロッカーから発掘されたりして、必ずしも減る一方ではないけれど、いつ入手できるかわからないマスク。

マスクだったらなんでもいいわけではなく、私の顔の形に合い、私の耳や頭が痛くならず、少なくとも花粉やハウスダストや黄砂やPM2.5を通過させないマスクが欲しいんだ。そして、一回外したマスクは二度とつけたくないんだ!感染云々より、個人の清潔感の問題だけど!

使うたびに不安がよぎるという状態は嫌。

 

どうか、無意味に、ただただ趣味でマスクを買い集めている人。ここに、花粉その他でほんとうに不安になっている人がいます。

必要な分だけ買ってください!

 

私もだけど、日本が感染爆発遅かったのは、みんながインフルエンザや花粉症に備えて防備していた時期だったからというのは確実にあると思う。私も、インフル予防のためにあったマスクが今役立っているし、一日中マスクをつけることにもこの時期だからしょうがないと思っていられる。

 

一住所に二枚ずつ、布マスクを配布するらしい。

ある程度の意味はあると思う。ある程度の。

でも、ほんとうに「感染」「防止」に効果があるのか、教えてほしい。

ほんとうに「感染」「防止」に効果があるのは、もっと違うことなんじゃないの?