コロナについて教育の立場から思うこと。

このたび、COVID19(新型コロナウイルス)の影響を受けて、考えたことを発信します。

トイレットペーパー問題

2月27日に、トイレットペーパーがなくなるかもしれないというネットの記事を読んだ。

そろそろ自宅のトイレットペーパーがなくなる頃だった。

雨が降っている日には自転車が使えないからスーパーには行かないのだけれど、スーパーに行って購入した。

その次の日から、スーパーの棚からトイレットペーパーが消えた。

 

たぶん、こういうことの、積み重ね。

 

なくなるみたいだし、ちょっと早めかもしれないけど買っておこうか、っていうことの。

 

スーパーに行かなきゃと私が思ったのは、直接は東日本大震災の経験から。

震災の3日後に私は東京にいなければいけなくて、東京のどこのお店にもトイレットペーパーがない光景を見た。ほとんどの品物が棚から消えていたんだけど、トイレットペーパーがないという切迫感は大きかった。ごはんは食べなくても少しくらいなんとかなるけど、トイレットペーパーがなくては生きていけない。

駅やデパートのトイレからトイレットペーパーを盗む、ということすらあの時は横行していた。

ウォッシュレットがあればいらないんじゃないかということも聞くけど、濡れたまま放置できない。

皆様が個室の中でどうしているのかは知らないけれど。

 

私はしょっちゅうトイレに行く人。

一日の大半を職場や外出先で過ごすので、外のトイレのお世話になることが多い。

でも、仕事が短縮勤務になり、外出をほとんどしなくなって、自宅でトイレに行く回数が格段に増えた。

当然、トイレットペーパーの消費が激しくなる。

家族がいたら、しかも家族全員が一日中家で過ごすなら、どれだけトイレットペーパーの消費は激しくなるだろう。

 

だから、みんながトイレットペーパーをたくさん買うのはどうしようもない。

逆に、勤務先やお店や学校が購入するトイレットペーパーは減っているはず。

 

そして、一度棚から忽然とトイレットペーパーが消えているのを見てしまったら、次見た時は買おうと思ってしまう。

トイレットペーパーって、嵩が高いから、なくなったときのインパクトが大きいし。

東日本大震災の記憶と、直接は知らないけれどオイルショックの映像をどうしても思い出して。ニュースでトイレットペーパーがないと聞くと、どうしても思い出してしまって。

おばあちゃん家のトイレットペーパーのバラの香りにムカムカしたこと、合宿所の質の悪いトイレットペーパーでお尻が痒くなったこと、外国の分厚いトイレットペーパーに戸惑ったことを考えると、自分の使い慣れたトイレットペーパーをなんとかして手元に確保しておきたい。

別に、傷むものでも腐るものでもないし。

 

キッチンペーパーもないらしい。

私がよく買う100円ショップにはなくて、やむを得ずスーパーでちょっと高いのを買った。

二個入りにしようか四個入りにしようか迷って、四個入りを買ってしまう。

ほら、こうして、買い溜めていくんだ。

 

ただ、トイレットペーパーは、スーパーやドラッグストアに並び始めている。

国内生産がほとんどらしいし、報道があったあとに、企業が、在庫はたくさんあります!と言ってくれてたので、まあまあ安心している。いざとなれば、職場に頼んで分けてもらえるとも思うし。

マスクの在庫がたくさんあります!とは聞かないので、マスクの品薄の切迫さが、対比されて強調されてしまうけれど。