パラリンピック
学校観戦よりも、
パラリンピックのオンライン教材を作って、
それを各学校で見られるようにするのがもっとも良いのではないかと思う。
それを、各学校の教室で見てもよいし、短縮授業だったり夏休み延長をしなければならない学校は授業の代わりに家で見てもよい。
いま、各学校が、二学期の開始をどうするかを考えていて、
とてもじゃないけれど、パラリンピックを観戦しに遠足に行くような余裕はないと思う。
感染するどうのこうのではなく、通常の学校生活が送れるかどうかのときに、わざわざ観戦しに行くという余裕のあることはできないと思うのです。
そして、パラリンピック観戦が教育的な効果を持つのであれば、東京周辺の子どもたちだけが観戦できるというのは不公平。
教材として作って、それを各校好きなタイミングで見て、活用してください、っていうのにしたら、
パラリンピックのことも知ってもらえるし、学校の負担も減るし、いいのではないのかな。
生で見る、に、こだわらなくていい。
子どもがパラリンピックを見ることに、ほんとうに、教育的な効果だけが期待されているのであれば。
行きたい
ライブに行きたい。
私の大好きなミュージシャンが、先日、ライブをしていた。
東京まで行くことは叶わなくても、せめてライブ配信を…と思ったけれど、ライブ配信を見ることもやめた。
感染対策を十分にしているだろう。私は彼を全面的に信じるので、この状況下でもやる!という確信を持てる対策をしているだろうと信じる。
でも、やっぱり、この状況でやるの?という不信はぬぐえない。
もし、配信を見て、ライブの感染対策に不信がちょっとでもあれば、私は彼を信じられなくなってしまう。好きでなくなってしまう。
新曲を聴きたいし、パフォーマンスも見たい。何より、彼と彼の仲間達を見たい。
数年前にライブに行って、すっごくいい席で、絶対に彼と何度も目があっていて、直接見てもらえていて、めちゃくちゃ幸せで死にそうだった。会場全員で、歌って、踊って、跳んで、めちゃくちゃ楽しかった。
ひとりぼっちで見てもねぇ。
だから、見ないでいる。冬に大阪に来てくれるらしい。そのときにチケットをとれたらいいな。
秋にもライブがあるんだけれど、めちゃくちゃ行きたすぎる内容なんだけれど、チケットをとる勇気はなかった。
面白そうなお芝居の広告を見た。
ストーリーもキャストも、めちゃくちゃ惹かれる。
でも、数ヶ月先のことなんて分からない。
こうして、いくつのお芝居やミュージカルの観劇を見送ってきただろう。
ミュージシャンも、お芝居の人も、やらなきゃどうにもならない状況なのだろう。
私以上に彼らは不安なはずだ。
何も考えずにライブのチケットをとりたい。
何も考えずにお芝居のチケットをとりたい。
何も考えずに友達を誘いたい。
数ヶ月先の不安なんてない世界に戻りたい。
私は、感染するわけにはいかなくて、
感染したら授業に穴をあけてしまうだけではなくて、
同僚の先生や生徒、そしてその家族、
ふだん会っている友達、その家族、
ものすごくたくさんの人に迷惑をかけることを想像してしまう。
重症にならなきゃ大丈夫とか、死ななきゃ大丈夫とかじゃなくて、絶対に感染できないんだよ。
ライブに行って、なんの心配もなく、歌って、踊って、飛び跳ねたい。
伝わらない言葉
テレビでは、今の状況に対して色々な言葉が告げられている。
ただ、日頃、言葉を扱っている者として、
「控えてほしい」「困難だ」「災害級に近い」
などの、柔らかな(?)言葉は、伝わらないと思うんです。
「やめてください」「できない」「災害だ」
と言わなくちゃ。
自分たちの普段使っている語彙でしか、人は、きちんと理解ができない。
私は、国語教員だから、普通の人よりずっとずっと語彙や言語経験がある。ただ、それは、職業だから、という、それだけだ。
言葉を発する人は、「控えてほしい」=「やめろ」だと思っているけれど、実際には、想定よりずっとずっとやわらかくしか伝わらない。
これ以上、もう施策がないことはわかっている。
だから、せめて、わかりやすいメッセージを発してほしい。
京都は、よそから遊びに来た人がたくさん歩いています。何かを食べながら歩いている人も多いです。マスクを外している人も多いです。商品を触って、棚に戻す人も多いです。
今一度、個人のレベルの感染対策をきちんとしなくちゃいけない。
強く、わかりやすい、メッセージを。
学校で、プレゼンを教えなければならないとか、スピーチを教えなければならないとか、そういう必要性がものすごくわかる今日この頃。
外国では、大人相手のスピーチのコーチやトレーナーがいるらしいけれども、日本にはそういうの、いないの?
教員の立場
オリンピックに関して、言いたいことはたくさんある。
でも、教員は、政治に対して中立的な立場でなければならないんだ。
それは、生徒の前でもだし、
誰が見ているかわからない、こういうインターネットでもだし。
だから、何も言えない。
何も言えないということを書くこともダメなのかもしれない。
とにかく、オリンピックには、もやもやとしていました。選手の活躍とか、やっぱりスポーツの力とか、そういうものは喜ばしかったけれども。それでも。それでもさ。と、これくらいは言ってもいいのかしら。それとも、だめなのかしら。
ただ、スマホで文章を書き、公開はまずいだろう、と消して、また書き、消して、というのを繰り返している。
自宅療養
中等症でも自宅療養、らしい。
なんだか、おかしいぞ、と思っている。
戦争中に、どこどこの南の島がだめになったが軍はますます元気!とか、お芋のツルはおいしいよ!とか言い始めたときみたいになってきている気がする。
感染が判明しただけでも入院やホテル、というのではなかったのか。
何かあったときのために。家族にうつさないために。
そして、外に買い物にも出られず、2週間引きこもりになるから、ふつうの生活を送らせてもらうために。
風邪レベルの「無症状」のレベルだとしても、買い物に行けない。2週間。
気軽に頼める友達が近所にいない人だっているだろう。
38度でもずいぶんしんどい。咳だって出る。自分で自分の面倒を十分に見られるか?ごはんを作れるか?家事が十分にできるか?
コロナって、急に症状が悪化するから怖いのではなかったか。
その症状なら死ぬ間際の重症じゃないから家で1人で大丈夫って言われても、
底知れぬ不安感と常に戦っていなければならないのよ。
入院していたら、食事や身の回りのお世話をしてくれる。ものがなくなるという不便さはない。ホテルでもそうだ。
そして、何よりも安心できる。自分の症状を客観的に見てくれる人がいて、何かあったら対応してくれて、家族に連絡とかもしてくれる。
私は入院をしたことはないけれど、入院って即ち安心なんじゃないだろうか。
テレビでは、自宅に酸素の機械を届けてくれたりお医者さんが来てくれたり、ということを言っているけれど、
それって、もう医療機関がかなりあぶないことになっているということではないのか。
機械だって足りなくなるし、回ってくるお医者さんだって足りなくなる。
救急搬送になっても病院が受け入れてくれるのが難しくなるだろう。
まったく決定的なことを言わないけれど、もう医療崩壊しているんでしょ?
コロナに感染した人が、うつさないためや安心のためにホテルや病院に行くってことはできないってことでしょ?死ぬ間際にならないと行けないってことでしょ?
やばいって、なんでどこも言わないの?
なんで、のんきに酸素の機械の使い方を言ってるの?そんなのを病人本人が操作させられるっておかしいって。
オリンピックやってるからって、ネガティブな物言いをしないのはおかしい。
コロナ感染拡大とオリンピックがそのまま一致するわけじゃないからさ、コロナを止めるためにオリンピック中止!って言わない。
(今私がオリンピックをなんとかしてほしいのは、ニュース等のテンションと、国民にあやまったメッセージが伝わっているのと、矛盾ばかり露呈するのと、選手に過度なストレスを与えていることと、言ってたことと違うことが多すぎること…いっぱいある。でも、単純に、コロナとオリンピックを結びつけたいわけじゃない)
国民の不安に寄り添ってほしい。
体調が悪いならきちんとお医者さんにかかりたい。家で大丈夫って言ってほしくない。
どうしたらいいんだろう
私は、感染したくないし、感染拡大の原因になることはしたくない。
だから、どこに行くときも1人だし、他人とごはんを食べることがあっても2人か3人で空いてるお店でランチ。
梅田で降りてぶらぶらすることもしていない。ほぼ一切、大阪の街で遊ぶことをしていない。
まじめに、まじめに、やってきている。
でも、あまりそれが通じない人が結構まわりにいる。
コロナって風邪でしょ?とか、言われる。
自分がまじめでいることがバカらしくなってくることが最近よくある。
感染者がこれだけ増える原因は、私の周りを見るとよくわかる。
お医者さん系の専門家の意見も必要なんだけど、
心理学とか行動社会学とかの専門家も出てきてほしい。
暑い
今日、昼間に外を15分ほど歩いただけで、頭が痛くなった。
脳が茹だってしまうかと思った。
ちゃんと帽子をかぶって、日影を選んで歩いて、水分補給もしていたのに。
一時期、体育会系の学校に勤めていたので、炎天下や蒸し風呂のような体育館で長時間過ごすことに身体が慣れていたのだけれど、
数年、穏やかな文化系学校に勤めていると、身体が甘やかされてしまって、暑さに対応できない。
セミすら静かになる暑さだった。
この中で、オリンピックやるの?
コロナを抜きにしても、暑すぎてしんどすぎると思うのだけれど。
暑さに慣れていない外国の人は大丈夫なのかなぁ。
オリンピックって、なんかもうお祭り騒ぎで、毎日浮かれて、全然知らない競技とかも見ちゃって、アイドルアスリートが生まれて、楽しいものだと思っていたんだけどなぁ。