コロナについて教育の立場から思うこと。

このたび、COVID19(新型コロナウイルス)の影響を受けて、考えたことを発信します。

行きたい

ライブに行きたい。

私の大好きなミュージシャンが、先日、ライブをしていた。

東京まで行くことは叶わなくても、せめてライブ配信を…と思ったけれど、ライブ配信を見ることもやめた。

感染対策を十分にしているだろう。私は彼を全面的に信じるので、この状況下でもやる!という確信を持てる対策をしているだろうと信じる。

でも、やっぱり、この状況でやるの?という不信はぬぐえない。

もし、配信を見て、ライブの感染対策に不信がちょっとでもあれば、私は彼を信じられなくなってしまう。好きでなくなってしまう。

新曲を聴きたいし、パフォーマンスも見たい。何より、彼と彼の仲間達を見たい。

数年前にライブに行って、すっごくいい席で、絶対に彼と何度も目があっていて、直接見てもらえていて、めちゃくちゃ幸せで死にそうだった。会場全員で、歌って、踊って、跳んで、めちゃくちゃ楽しかった。

ひとりぼっちで見てもねぇ。

だから、見ないでいる。冬に大阪に来てくれるらしい。そのときにチケットをとれたらいいな。

秋にもライブがあるんだけれど、めちゃくちゃ行きたすぎる内容なんだけれど、チケットをとる勇気はなかった。

 

面白そうなお芝居の広告を見た。

ストーリーもキャストも、めちゃくちゃ惹かれる。

でも、数ヶ月先のことなんて分からない。

こうして、いくつのお芝居やミュージカルの観劇を見送ってきただろう。

 

ミュージシャンも、お芝居の人も、やらなきゃどうにもならない状況なのだろう。

私以上に彼らは不安なはずだ。

 

何も考えずにライブのチケットをとりたい。

何も考えずにお芝居のチケットをとりたい。

何も考えずに友達を誘いたい。

数ヶ月先の不安なんてない世界に戻りたい。

 

私は、感染するわけにはいかなくて、

感染したら授業に穴をあけてしまうだけではなくて、

同僚の先生や生徒、そしてその家族、

ふだん会っている友達、その家族、

ものすごくたくさんの人に迷惑をかけることを想像してしまう。

重症にならなきゃ大丈夫とか、死ななきゃ大丈夫とかじゃなくて、絶対に感染できないんだよ。

 

ライブに行って、なんの心配もなく、歌って、踊って、飛び跳ねたい。