コロナについて教育の立場から思うこと。

このたび、COVID19(新型コロナウイルス)の影響を受けて、考えたことを発信します。

休校発表のタイミング

緊急事態宣言がどうなるのか、まだ発表されない。

京都の学校がどうなるのか、まだ発表されない。

 

今日も何も発表なかったね、と毎日言っている。

 

このままゴールデンウィークに突入する?

会社によっては、もうゴールデンウィークなのかな。

 

今日、どうするのか言って欲しい。

そしたら、5月の1日と2日で対応できるから。

 

わかってる、5月の7日に学校を再開できないということは。

せいぜい、希望登校という条件で、課題提出や学習のフォローのための登校日を設けられるくらいだということは。

6月になって授業を再開したとしても、普通の教育活動はできない。基本はオンラインや課題にして、出席はとらないで、学習を保証しつつ、生徒と教員の健康は守る。音楽室や理科室などの特別教室は使わない。掃除もしない。行事もない。話し合いもしない。体育の実技もしない。

 

でも、これから先どうしたらいいのか見通しが立たないのだ。

とある大学では、前期を丸々オンラインにしたと聞いた。それでいいと思う。

そう決めてしまえば、たとえば体育で、冬にしようとしていた保健を一学期にする、なんて変更が可能だ。季節に合わないけど、家庭科では調理実習をやめて動画解説を見ながら編み物にするなども可能だ。

 

もし、7日から学校再開して、とゴールデンウィーク中に言われたら、教員はゴールデンウィーク中に出勤して、あちこち消毒しなければならない。消毒くらいならいいんだけど、もっとほかにもしなきゃいけないことがあると思う。そもそも、学校で「密」を避けることは不可能だ。

 

慎重すぎるくらいでいい。

早めに言ってくれさえすれば、計画を立てられるから。

今日、せめて木曜日に、学校をどうしたらいいのか指示を出して。