コロナについて教育の立場から思うこと。

このたび、COVID19(新型コロナウイルス)の影響を受けて、考えたことを発信します。

学校を再開させてはいけない(物資編)

学校を再開させるには、生徒を「万全の衛生管理のもと」登校させなければいけない。

そう通達されているし、できる限りのことをするべきだと思う。

 

4月のはじめに、うちは登校日を設けた。教科書類を渡して、オンライン授業のための講習をするのが目的。任意登校。

すべて消毒した。生徒が触るパソコンやドアノブ、ロッカーなど。掃除は教職員がすべてした。

かなり大変だった。

今後、生徒が登校するなら、同じことをし続けなければならない。

今は、大部分を、水道水と食塩で作れるクローラ水という消毒液の代替品で消毒しているけど、ものによってはアルコール消毒が必要。

 

再開にあたり、学校に必要な物資の調査があった。

リストにあるものはすべて必要そうに見えてしまう。

ゴーグルとか防護服とか。ここは病院か?

マスクが高い。行政から来る品物リストなので、ぼったくられているわけではない。50枚398円で買っていたときのことを思うと、マスクの値段は格段に跳ね上がっている。

でも、上限いっぱい注文するのだと思う。どれだけ高価でも。

マスクと消毒液。

病院でも足りないものを、学校がたくさん買わざるを得ない。

1000人分の生徒を迎えるのだ、「万全の衛生管理」をして。しかも、これだけ物資を支給されても、いつまでその物資を持たせなければいけないのかわからない。

 

全国の学校が、学校再開のために、「万全の衛生管理」のもとでの学校再開のために、マスクや消毒液やその他たくさんの衛生物資を買わなければならない。

まずは病院に回すべきだと思う。

医療の人には、マスクを贅沢に使ってほしい。我慢しないで、通常通りの使い方をしてほしい。ほかにも、生産業の人、食品関連の人、研究の人など。

学校に大量に回すより前に。