コロナについて教育の立場から思うこと。

このたび、COVID19(新型コロナウイルス)の影響を受けて、考えたことを発信します。

検査をするべきか?

「検査しないで『感染者数』が少ないのと、検査して『感染者数』が多くなるのと、どっちがいいと思います?」

と聞かれた。

返事ができなかった。

要は、京都に「感染者数」が「少ない」のは、検査していないからでしょ?ということ。

 

誰が感染しているのか、わかったほうが感染拡大を抑えられてよいのだけれど。

でも、検査をすることでパニックを起こしたり、病院に人が溢れるようなことは困る。

 

いま、全員を検査したら、とんでもない数の「陽性者」がいることだろう。

私だって、可能性は十分に高い。

 

「京都人はどんなことがあっても、自分が感染したと言わない」と言われた。「自分のところからコロナを出したと知れたら三代後まで除け者にされる」と。

話題になることは避けたい、というのが、一番だ。それは私にとっても。豚インフルのときもそうだった。まだ珍しいうちに感染して発症して、ばい菌扱いされたくない。

 

感染する、発症する、と、感染させる、は別物なんだけど、ごちゃごちゃにされている感は否めないけど、

もう、感染拡大を防ぐためなら、何が理由でもいいじゃないかと思う。

京都は「安全」だという体裁で最近までいたように思う。それは、一度「安全ではない」と言ってしまうと、後々まで観光業やなんやかんやで除け者にされてしまうから。

 

三月の三連休の前に、この自粛モードになってほしかった。せめて学生さんは引っ越してこないで地元にいてほしかった。

 

検査するべきなのかどうなのか、未だに私の中では答えが出ない。

検査して、私自身が陽性だったらどうしようという恐れが一番強いかもしれない。