コロナについて教育の立場から思うこと。

このたび、COVID19(新型コロナウイルス)の影響を受けて、考えたことを発信します。

医療従事者への差別

私の周りには医療従事者が多い。

「大丈夫なの?」とちょくちょく聞いてくる人がいるので、

コロナの対応が大変とか忙しいとかそういう意味で聞かれているのかと思って、

思いやってくれてありがとう、くらいの気持ちでいたら、

そうではなくて「あなたがウイルスを持ち込んでないの?」、もっと言えば「来るな」という意味だったんですね。

実際には会っていないから、可能性はないんだけど。そう説明はしているけど。

でも、医療従事者の家族や友人が多いということが、極端に言えば「差別」されるのだとはじめて知った。

 

山中伸弥先生、押谷仁先生、長谷川好規先生、
大曲貴夫先生が、メディアに対する要望を出した。

要は、医療従事者を差別することにつながるようなことはやめてくれ、ということ。

 

日本中の皆が大変だけど、最も前線にいるのは医療従事者たちだろう。

なぜ、おつかれさま!ではなく、差別する?

近寄らないで!になる?

彼らはプロだからわかってるよ(と言いつつ、某大の外食による謹慎などありましたが)。

 

言うべき言葉は、おつかれさま、と、ありがとう。

私にもできることがあるなら、すぐに手伝いに行きたいくらいだ。

私が、家族が医療従事者で、医療従事者の友達が多いから、こういう意識の持ち方なんだろうか?違うよね?

今は、なんでもかんでも怖がっている。正しく怖がろう。正しく知識を伝えよう。わかってもらいましょう、理解してもらいましょう。

そのために、メディアにはぜひ、あり方を考えていただきたいのです。

 

私は、間接的にしかわからないけど、私の家族や友達の医療従事者は、直接いろいろ言われているんだと思う。

がんばってね、せめて美味しいもの食べてね、としか言えないし、私はせいぜいこのブログを書くしかできないのだけれど。