飲み会必要!
近年、飲み会って悪者扱いされることが多かったと思うのです。
無理やり付き合わされる、みたいな。
たしかに、今、楽なんです。
毎日、夜の予定を自分で決められる。
基本的に誰も誘ってもこないし、それが当たり前だから寂しくもない。
誘われそうな気配が漂ったら「コロナがねぇ…」で断る雰囲気を醸し出せる。
でも。
4月から環境が変わったんだけれども。
誰ともしゃべらないで済んでしまうのですよ。
行って、必要な数人と話して、仕事して、はいさようならー、って。
その仕事先の話も、仕事の話しかしない。
当たり前なんだけどさ。
仕事以外の話をどうしたらいいかわかんなくて、距離感が一向につかめない。
そして、接点のない人には、ほんとうに全く合わないし、どう接していいかわからない。
できるだけ自分から寄っていって「よろしくお願いします!」と言ってるんだけど、みんな忙しいし、仕事モードだし、「ああ…」みたいな感じで終わってしまう。
同期の人たちとも接点がない。
歓迎会って必要だなぁー、と切実に思ったのです。
よろしくね、と、オフの状態で言う機会って大事。
夜遅くて困ったり、強制されて嫌だったり、全然おもしろくなかったり、
飲み会で困ることっていっぱいあると思う。
でも、なんで飲み会があるかというと、やっぱり、しゃべるきっかけ作りなんですね。
ランチ会でもお茶でも、親睦会でも、なんでもいいんだけど、きっかけがほしい。
研究室で、「君がいたら飲み会ができる!」と教授に言われて、「私の才能って飲み会か?」と落ち込んでいたんだけど、
後輩に「飲み会ってしたことないです!」と言われて、考え込んでしまった。
飲み会文化って、絶滅寸前なの?
え、大切だよ?
飲み会大事!
と、すっかり、「飲み会担当」としての自覚が芽生えてしまっている。
新しい環境で、どう存在していたらいいのかがわからず、ひたすらおとなしくしているのです…。飲み会があったら解決することではないけれど。