コロナについて教育の立場から思うこと。

このたび、COVID19(新型コロナウイルス)の影響を受けて、考えたことを発信します。

オリンピックやるかやらないか

オリンピックをする、というので押し切られそうですが。

 

私は、別に、オリンピックしたらいいと思う。せっかく準備してるんだし。

ただし、条件が整うのであれば。なんて言うまでもなく当たり前すぎる。

 

でも、半年前に迫っている現時点で、

たとえば、2月、4月に判断する機会を決めておいて、

2月にAという条件ならこう開催する、Bという条件ならこう開催する、

4月にAという条件ならこう開催する、Bという条件ならこう開催する、というのを今のうちから明示するべきではないだろうか?

だって、何気にもう半年前。

 

できるだけリモートで無観客で、選手やスタッフ同士の感染もできるだけリスク減らせるようにして、

もちろん出入国する人は制限して検査して。

で、コロナが理由で出場できない選手が多数出てくることが予想されるので、それも考えて。競技でメダルを、というより親善試合みたいなものに徹してみてもいいかもしれない。

だって、本当だったらイギリスが金銀とりそうな種目なのにイギリスが来られないからこういう結果になってしまった、とかいう事態が発生することは十分に考えられるから。そんな状態でとったメダルに、他大会と同じ価値があるだろうか?

 

全国から集まるというボランティアのことも形を変えなければならないでしょう、

テレビ放送などのことも考えなければならないでしょう、

選手村のことも考えなければならないでしょう、

オープニングやエンディングもいつもと同じ形にはできないでしょう。

 

今、オリンピックに関してできることは、こういうときはこうします、こうなったら中止します、ということをきちんと説明することだ。

オリンピックやる、やらない、の2択だけでない。

やればいい。

従来の環境下ではなく、コロナ禍バージョンを。

そのコロナ禍バージョンをしっかり作って、それで国民に説明してほしい。

なんだかんだ言って、見るの楽しみにしているので、やれる希望があるならやってほしいのです。

十分に説明して、納得させて。

それがないなら、ただ「やります」と言うだけなら、やめて。

飲食店20時で閉めるよりも

感染拡大に伴い、対象地域の飲食店の開店を20時までとするみたい。

困る。

だって、仕事終わって、夕ご飯を食べ始めるの21時からとかだから。

20時まででは、行けない。

22時までにして、事情のある家族以外(小さい子や要介護者がいるとか)は二人なら短時間で横並びで食べる、一人食事と持ち帰りを大歓迎、

短時間少人数で食べるためのメニュー設定のお願いとテイクアウト対応のお願いをするべきでは。

それで損する分を補償しては。

 

こうするな、

ではなくて、

こうしてほしい、

というのを言ってほしい。

 

だって、外食したい。

緊急事態宣言は自治体の要請ありき?

疑問。

緊急事態宣言って、東京都とかの自治体が「出してください」って言ってから出されるものなの?

大阪が「うちはいいです」と言ったら出されないものなの?

国が、国の判断で出すものではないの?

どうも、それがわからない。

こういう条件が満たされれば緊急事態宣言を出します、というものではないのか?

そして、その中身も、こうであればこういう感じ、こうであればこういう感じ、と、あらかじめ大体決まっているものなのではないのか?

そういうことを、コロナが落ち着いている間に決めておくべきではなかったのか?

経済をストップさせるのは困る。だから、経済を完全にストップさせないために、そして、誰にでも見通しが立つように、基準を示して、その基準を満たしたらこういう要請を国がするということを示さなければならなかったのではないか。

自治体の要請があったから出す、というものではない。

そして、今週中に、って何?

今日は月曜日で仕事始めのところが多い。火曜日に出るならその準備を今日中にしなければならない。金曜日なら話は随分変わってくる。

しかも、緊急事態宣言の中身は何?お店を閉めたり出勤停止を命じるものなら、準備はかなり大変になる。

ここまで来たら、国主導で、いつ、どういう内容で出すのかを早く言ってほしい。

そして、その内容には段階をつけてほしい。

学校なら、授業はしていいけどクラブはやめるとか、授業は午前中にするとか、授業は基本的にオンラインにしてほしいとか。あと、コロナ関連で欠席する子や教員への指針も欲しい。そして受験!!

絶対に、絶対に、全国一律で完全休校はやめてほしい。分散登校でも週一登校でもいいから、ある程度学校に来させてほしい(体調不良者や事情のある子には最大限の配慮をした上で)。オンラインは可能だけど、やっぱりオンラインが難しい科目とか、紙ベースがいい科目とか、あるから。ものの受け渡しだけでもいい。春は、新年度で、顔も知らない子たちに対してのオンライン授業が不安だったけれど、今はもうみんなの顔がわかっているからそんなに不安ではない。

早く対応を。

共感して欲しいだけ

「今年は初売りに行けない、寂しいね。」

 

というのに対して期待している答えは、

 

「そうだよねー」

とか

「さびしいねー」

であって、

 

せいぜい、

「来年楽しもうねー」

くらいであって、

 

決して

「だから年末からセールしてるやん」

とか

「オンラインショッピングでいいやん」

とか

「行きたいなら行けば?」

とかではない。

 

あの、人がいっぱいいる高揚感と、

掘り出し物があるかもしれないワクワク感と、

ああ調子に乗って買いすぎてしまったー絶対にこれ使わんー、という後悔と、

そういうものを初売りには求めているのであって、

確実に堅実に買いたいものを手に入れたいからではない。

 

オンラインショッピングは、確実にわかっている商品なら買うけれど、

服はやっぱり生地の感じとか長さとか、実際に見てみないと買いにくいのよ。

 

どうしても百円ショップに行かなくてはならなくて、四条に出てみたら、人だらけ。

用事を済ませて帰ってきたけれど、やっぱり、わけのわからない高揚感の中で1日を過ごして無駄買いを楽しみたいなぁ。

 

 

 

 

身勝手なことを言いますが

緊急事態宣言、が、ちらついている。

出すのは、どうぞ、と思う。

宣言をすることで、医療の効率化だったり、物資や人材の確保だったり、入国規制だったり、感染拡大地域でのできる限りのオンライン仕事を求めたり、無症状者や濃厚接触者に強く何かを求めたりできるのであれば。

でも。でも。前みたいに、とにかくステイホームを命じるものはやめて。

その意味合いで言ってる気がしてならない。

だって、受験、どうなるの???

ステイホームを命じる系の緊急事態宣言なら、この12月に出すべきだったと思う。第三波でどんどん感染拡大しているのに、みんな普通に普通に生活していた12月に。

今年の高3がかわいそうすぎる。中3も。小6も。受験にだけは影響しないようにしてあげて。

お願い。

そもそも帰省って

親と帰省する/しないで揉めて、

そもそも帰省って何だろう、と思った。

昨日のニュースによると、毎年12月29日が帰るピークで、1月3日が戻ってくるピークらしい。

6日間。

 

私の家族は、両親の実家がどちらも姫路で、うちが神戸なので、割と頻繁に(月に一回くらい)帰っていた。お正月は、1日に父方の祖父母宅に行って泊まり、2日に母方の祖父母宅に行って帰る、というのが定番だった。親戚全員集まれればよいのだけれど、仕事やらクラブやらでなかなか集まれず。ご飯食べて、おじさんは駅伝見て、私たちはバラエティ番組見て、近所のお宮にお参りに行って、くらいだった。

で、3日からバーゲンに繰り出して、だった。

受験があっても卒論修論があってもこのスケジュールだったので困ったのだけれど。

大学生になると、ほかの地域に進学した友達と会ったり。

 

6日間も実家に帰って、何するんだろう。

 

今年は、飛行機も新幹線も例年の4割ほどだけど使われているらしい。海外旅行等に行けなくなって、年末年始に帰省を考える人の母数が増えたとはいえ、これだけ言われていても4割が帰省する。(というか、ゴールデンウィークはあれほどオンライン帰省を叫んだのに、今回はそれほど言われていない気がする)

家族はともかく、友達と会うのは難しくないか?私も、友達を誘うのはできない。外で会うことになるし、それぞれ家や仕事の都合もあるだろうし、コロナに関する考え方だって違うだろうから。

実家に帰って、何するの?

 

というか、年末年始、ゴールデンウィーク、お盆と、日本中が「帰省」のために民族大移動をする。

実家を離れて遠いところに就職したり、結婚しにいったり、ということがあるだろうけれど、大型の休み→家族みんなでおじいちゃんおばあちゃん家で数日過ごす!というのが定番化しているというのは結構特殊ではないのか。

外国ではどうなんだろう。よく、外国の寮のお話で、クリスマスには実家に帰るって話があるけど、それは学生の話。

ちなみに歴史的には、70年代の高度経済成長期から、人が地元を離れて就職するようになる人口移動が始まったそうで、これが幕末維新より戦争より大きなことだと言う人もあるけれど、「帰省」どうこうが日本全体の話になったのは間違いなくこの時期からだよねぇ。

というわけで、この、「帰省」という現象にも十分研究の余地があるのではないかと思ったコロナ禍の年末。

社会学の中の、家族学というジャンルが、このコロナ禍を機にもっと活発化していいと思うんだな。

 

私は私で、まだ迷っている。

ずっと実家に帰っていないので、用事がたまりまくっているのだ。うーん…

 

緊急事態宣言に慎重な理由

もしかして、また10万円をくれる準備のために緊急事態宣言がなかなか出ないのかな?

 

緊急事態宣言というのは、みんなにステイホームを命じて経済を止めることではなく、色んな決まり事を手続きを簡略化して出せるということでもあるので、出すことには別にそんなに慎重にならなくてよい。と思う。

内容次第なんだから。

別に10万円とセットでなくてもいいから。

10万円くれるなら欲しいけど、前のあの騒動が改善されてなくて、またもらうのに大変であることだけ確か。

 

コロナに余裕があったとき、GOTO以外に、何をしていたんだろう?