コロナについて教育の立場から思うこと。

このたび、COVID19(新型コロナウイルス)の影響を受けて、考えたことを発信します。

電車の中

昔、神戸から京都の大学まで通っていた頃、電車がストレスだった。

家族が通学の大変さをなかなか理解してくれなかったし、家族の期待を大いに裏切った進学だったので、ほぼ通い通した。

京阪電車で、京橋から出町柳まで。

何がしんどいって、乗客のテンションが高いのだ。

旅行気分の人が多い。

お弁当を食べ出したり、酒盛りを開いたり。

ひどいときには、リンゴを切るための果物ナイフを抜き身のまま持って座席移動をする人がいた。

おしゃべりがうるさい。

そのおかげで、私は、長時間電車に乗る時は、音楽をかけて、ただ眠る努力をしながら時間を過ごすようになった。音楽に楽しさは求めない。聴きなれた、中高生のころのものをひたすら聴く。ただ、早く着いてくれと祈るばかり。

コロナで助かったのは、電車の中が静かになったこと。

今年から、私の仕事のスタイルは変わって、また週に何回か、片道2時間超になった。

座れるし、静かだし、飲食はないし、テンションが高い人がいないし、車内は快適だった。

 

コロナが落ち着いている。

京都は人であふれている。

電車の中も、テンションの高い人がいる。

また私はひたすら音楽を聴いて、身を縮めている。